診療のご案内

インプラント

インプラントとは?

 失ってしまった自分の歯の代わりとして従来より使われている義歯(入れ歯)は、固いものが噛みにくい、違和感がある、年齢と共に骨や歯茎が痩せてはずれやすくなる、などのデメリットがあります。
 一方インプラントは、人工の歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込み、土台となる連結部分(アバットメント)を取り付け、その上に人工歯を被せる治療法です。固定性であるためガタついたりせず、天然歯に近い噛み合わせを回復でき、自分の歯のように噛めるようになります。

 日本ではおよそ20年ほど前より普及し始め、現在では広く一般化しています。
ただしお口の状態等によっては治療が行えない場合もあります。また手術を必要とするため、やり直しがきかないという面もあります。そのため、当医院では事前に診察とカウンセリングに基づく十分な診査をおこない、インプラント治療の適正を判断致します。

 
インプラント治療の留意点
・歯を抜くのと同じ程度の手術が必要
・診査の結果、インプラントが行えない場合がある
・一般的な入れ歯やブリッジに比べて治療費がかかる
インプラント治療の流れ
診査・治療計画
診査を行い、インプラント治療が可能かどうかを診断。その後治療計画を立てます。
フィクスチャー埋入手術
歯の根に相当する部分(フィクスチャー)を顎の骨に埋入する手術を行います。
診査・治療計画
診査を行い、インプラント治療が可能かどうかを診断。その後治療計画を立てます。
人工歯の作製・装着
インプラントを含めた型取りに基づき人工歯を作製します。
人工歯をアバットメントの上に装着して完成です。
アバットメントの連結
歯の支台となる部分(アバットメント)をフィクスチャーに連結します。
治癒期間(3〜6ヶ月)
骨とインプラントがしっかり結合されるまで治癒期間を設けます。
*簡単な手術を行う場合もあります。
*期間は骨の性質等により個人差があります。
*必要に応じて仮の歯を入れることもあります。
メンテナンスが大切です
 治療後はインプラントを長持ちさせるために、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。指導に従い日頃から正しい歯みがきを心がけてください。
また、インプラント自体も歯周病になることがあります。常にお口の中を清潔に保ち、半年に一度は定期検診を受けることを強くお勧めします。